2014年9月15日月曜日

ソフィア最後の日

ずいぶんと時が経つのは早いものです...
2014年6月26日にソフィアを出発した日記です。

今夜の夜行列車でソフィアを出発してセルビアはベオグラードへ向かいます。

天気予報は雨になる可能性も。
最後まで雨が付き纏うソフィア滞在なのです。

荷物をまとめて、セルビアのお金に残ったブルガリアのお金から必要なだけExchange。
いつものExchangeでこれまたほぼ公式レートで換金。

ブルガリアのおみやげ屋さんをちょっとのぞいて、小さめのランチョマットを購入。
コースターが無かったな…

最後はWok to walkで夕ご飯。




途中の幼稚園で折り紙のお花やウサギをあげたら喜んでくれた。
もっと早くに折って渡せば良かった…

2ヶ月10日

途中息切れしてしまった感もありましたが、非常に素敵な国でした。

私は今迄旅行先でアジアの外見ゆえの差別経験が無いので、人種差別がどういうものか詳しく知らないのですが、日本人含めアジア人を余り見慣れていないような地域でも、珍しがられはしたけれど、知らないがゆえの差別にはあいませんでした。
皆、非常に良く対応してくれました。

ヨーグルトは日本のヨーグルトに近かった。
特に牛乳から作られたのは。
羊の乳から作られたのは、珍しくもあったし、味も良かった。
羊くさいですが、好きな人にはたまらない。
そして、酸味が強かった。
酸っぱい。

バラ祭りは、想像と違っていた。

物価は上がってきている。
レストランなど安いが、でも、近いうちに日本やヨーロッパの値段に近くなりそう。
相棒の勤めるソフトウェアの会社でも、ブルガリア人では賃金高いのでルーマニアからリクルートしてきているそう。

世界各地でどんどん近代化の速度はあがってきているようです。
旅行者の観点からすれば、便利になって嬉しい面も多々ありますが、同時に何処へ行っても同じ景色になってしまうのはつまらなくもあります。

観光業という分野が確立され企業化されると私のような旅人にとっては旅があまり面白くなくなってしまうかもしれない...

かといって未開の土地に入って行くほどの強さもない。

いづれにせよ、近代化が現地の人に幸せをもたらしてくれるのであれば良いのですが...


18:50アパートを出発。
さようなら、アパート。

夕立があってもおかしくなさそうな気配。


ガタガタ道をスーツケースを引く。
階段をスーツケースを持ってあがる。

地下鉄利用で、駅に到着。



駅を背にソフィア市街地を見る。
左奥に見える山がビトーシャ山
夏休み始まったので、沢山バックパッカーを見かける。

駅の売店

私が見た一番小さいマクドナルド




ベオグラード行きのフォームは2。


下に降りるのはエレベーター。
フォームに登るのは階段。

登ってびっくり。
駅正面からそのまま、駅を回ればそこはフォーム。
要するに最後の階段は不要だった…

左の旗へ向かうと機関車の展示がある。

重いスーツケースを持ち上げたたどり着いたフォームから左を見たらなんと、あの機関車が・・・
そういう駅設定は私の概念には無かったよ。
前に進むだけが能じゃないって事です。



6月4日にチケットは購入済み。
109.13レヴァ



寝台車は2等の6人部屋のみ。
でも、私たちのは他には最後まで誰も来なかったので、快適に過ごせませた。

ベッドが平らじゃないとか、かわった人と同じ部屋になると眠れないとか、汚いとか、車掌さんが怖いとか、さんざん、怖いリビューを読んだので、ものすごく恐れていたのですが全く問題なし。

鍵は閉まるし、他に誰もいないし、想像以上に快適な夜行列車旅になりました。

シーツと枕カバーは渡してくれたが毛布は渡してもらえなかった。
でも、添乗員さんの控室には沢山積んであったから、寒い場合は頼めば貸してくれるのかも?
有料かもですけど・・・





夏でしたので&冷房効いていませんでしたので、持って行った無印良品のダウンの膝かけで十分快適でした。これ本当に何処でも役に立つItemです。


20:30

定刻通り、音もなく出発。
あぁ、さようなら、ソフィア。





21:32

一時間ちょっとでもうセルビア国境。

始めに、ブルガリアの出国審査官が来てパスポートを集め、その後セルビア入国審査官が来て何処まで行くのか?と行き先を聞かれて、パスポートを返してもらった。
その後で、関税の係が来て荷物を軽く確認して、終了。

ここには一時間以上停車していたように思う。
寝台席はガラガラでも、普通席の方は結構込んでいるらしく、出入国審査に時間がかかっているのか?
それとも、すべての審査がさっさと終わっても、最初から停車時間が長くとってあるので、終わったからといって直ぐ出発できるものでもないのか?




22:30

ようやく電車もちょこちょこ動きを終了し、普通に走り出した。
これで、落ち着いて眠りにつける。

本日の使用額
お昼の1200円
地下鉄2レヴァ 120円
お水 3レヴァ 180円


xxx