ベオグラード付近
approaching to Belgrade.
朝目覚めたら電車の進行方向が逆になっていたのでブカレストに向かっているのかとちょっとあせってしまった。
この電車、途中セルビアのニチェでブカレスト行きとベオグラード行にわかれるので・・・
昨日の20:30、ブルガリアのソフィアを出発した夜行列車は朝の6時前にベオグラードに到着。
ベオグラード!
結論から先に。
素晴らしい。
なぜ、通過点にしかしなかったのか・・・
しかし、通過点にしたからこそ、自分の感性で素晴らしいと言える。
通過点として立ち止まらなかったら、私はこの都市を素晴らしいと言えなかった。
行く前に私がネットのReviewやガイドブックから得た印象は
ふーん
まぁ普通に都市なわけです。
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この右奥に荷物一時預かりあり。 トイレは有料。 |
セルビアは未知ゆえ、又私の無知ゆえなんとなく危険な国というイメージを抱いてしまったため、朝ソフィアからの電車で到着、同日午後に飛行機でドブロブニクへと発つ間の短い間の滞在を計画してしまいました。
しかし、その短い間に実際に感じたセルビアは全く危険な雰囲気などなく、公園や市場や道路の清潔さや公園や広場での人々の過ごし方はとてもおおらかで気持ちい良さそうなものばかりでした。
犬をしつける老人。
河を友達と眺める若者。
沢山の本屋さん。
美味しそうなパン屋さんや新鮮な市場で買いだし。
アメリカやドイツなどで良く見かける有名ブランドなど無いのに、きれいに整った歩行者天国の通り。
人としての質の高さを感じました。
そして、英語の普及。
話せない人はもちろんいます。
が、話せる人の英語がアメリカ発音のすんばらしくきれいな英語なんですよ!
荷物預かりのごっつい親父。
駅の案内所のお姉さん。
駅出てすぐのキオスクのごっついお兄さん。
パン屋の売り子のお兄ちゃん。
町中で地図見てたら声を掛けてくれたおばあちゃん。
みんな普通にきれいな英語。
英語が母国語じゃない地域で耳にした英語で、第二外国語としてこれだけアメリカ発音に近かったのは初めてです。
どうやってマスターしたのか非常に興味があります。
英語が通じない国際空港ってのは無いでしょうが、話されている英語はみんなお国訛りの英語ですよね?
まぁそれがまた良いのですけど・・・
このあたりの国々は、まだすっかり仲良しなわけではないようなので、国境を越える交通の便はあまりよく無いですが、それでも普通の人々は行き来はするようで、現地で探すと色々な国際バスが出ているようです。しかし、ネットでそれぞれの言語で探せればいざ知らず、英語では非常に見つけにくいです。時間のあるゆっくり旅なら色々おもしろそうなルートを探せるのかも知れません。ソフィアからですと真東に行くバスがあれば良いのだがそれは見つけられなかった。
鉄道の便はネットで調べても現地で調べてもあまり変わらず不便です。
xxx