2016年3月31日木曜日

ニュージーランドの羊はどこへ?

羊が沢山いる国、ニュージーランド

羊が見たくて
羊に会いたくて
羊に触りまくりたくて
羊を食べまくりたくて
羊毛に埋もれたくて
毛糸を紡ぎまくりたくて

とにかく羊が溢れかえっているイメージで来たのに

なんと、

羊が何処にもいないの!

Aucklandから、北に向かったら牛ばかり
ふむ・・・

北は暖かいからもともと羊を飼うのに適した地域ではないのかと思って
北の島の中部まで来たが

牛牛牛・・・

なんで???

と、思ったらこんな記事が・・・


ふーむ

プロの羊飼いが牛飼いになったとしても、しばらくは素人なんだろうね。
ちょっと怖いね

と、今日相棒と話してたところにこのニュース


Californiaは乾燥で牛飼いも大変だろうし、
何年か前にAustraliaでmilkの生産量が減ったし、

色んな場所でmilkの生産量減っていると思うのだが
それでも、中国のmilk消費量でそんなに影響が出るとは恐ろしい

それでも、世界は順調だという・・・

この旅で又色々と考えさせられました

xxx


2016年3月2日水曜日

会社の社長は凄いのか?

私にとって会社環境で凄い人達だと思えるのは

新しくビジネスを始めて、きちんと商いを継続している人達。

規模は無関係。

この場合の社長は凄いな〜って思う。

反対に、雇われ社長というだけでは何の意味もない。
大企業の社長、経営陣と言われようとも、だから何?

正直平社員と違って偉いと言われる所以が全くわからない。
雇われ社長だと、形態は社員だよね?

給料(salary)が多いだけで・・・って事は

サラリーマンだよね?


投資家というのは
増やしたい資産はあるが、自らの能力では起業に向かないので能力のある人にお金を融資し代わりに増やしてもらう人の事を指す。

資産は無いが能力がある場合は融資を受けて起業する。
これが起業家と言われる人々。

起業家の中には、資産のみならず、能力もある素晴らしい人がいる。
このような人は投資などせずに起業する方が楽しいと思ったりする。
そして、資産を運用できる。

以上全員自分の資産や信頼をかけて、尚且つリスクを乗り越えて行ける度胸がある。

それ以外のカテゴリー中から雇われ社長は選ばれる。

増やしたい資産があっても自ら投資家にはなれなかった場合か
誰かに融資されるほどの能力もなかった場合が多い。

ようするに会社人の延長って事です。
平には無い責任、会社人を率いて行く、
というのが仕事内容にあるだけのサラリーマンです。

投資家や起業家と大きく異なる点は
自分のお金を扱っていないということ。

ひとのお金では何事も真剣さが欠けるは世の常。

起業家も人様のお金を使うので、
無能な起業家は続かない。

だから商いを続けていく、というのが条件です。

幼稚園の先生は幼稚園児には出来ません。
先生になる第一条件は
大人になるという事です。。
大人になるという事はただ年を重ねればいいわけです。
その中で、幼稚園の先生になる資格を取らなくてはいけませんが
やる気と努力で出来ます。
その先に先生としての職を得るのは凄さでもなんでもなく、
空きがあったら出来るという幸運に恵まれれば良いのです。
その人たちの中に良い先生や悪い先生がいるのです。

雇われ社長も一緒です。
年を重ね、偶然空きに出会えるという幸運にさえ恵まれれば良いのです。
同期の有能な人は企業してます。
年を重ねる間に、社会人としての責任を果たし、
資格を取る事ぐらいはしたかもしれませんが、
起業家にも投資家にもなれなかった人が
雇われ社長になります。
その中に素晴らしい雇われ社長もいるかもしれない。

雇われ社長達は投資家にも起業家にもなれなかった人々ですから
会社のトップには基本向かない人たちという事になります。
だからこそ、出来るなどと勘違いせず、
他の社員と共に一丸となって進むのが出来うる最善の行為。
グループでなら見えぬ道も見えるかもしれない。
能力はあるが度胸がないだけで企業をしなかった社員もいるかもしれない。
会社に無駄な人はいないという前提であるべきです。

仕事内容は部署によって違うけれど、
会社を運営して行く上では全てが同様に大切でどれか一つを選べないのと同じで、
経営陣と言うのもそれだけで偉いものでは決して無いのです。

仕事内容が違うだけです。

しかし、
彼らは人事権を持っているので、
下から見ると恐ろしい存在になってしまう。

偉大で尊敬出来る訳じゃないけど
恐れなければいけない。

恐怖政治のようになってしまう。
職を替える事が非常に難しい社会では特にこの傾向が顕著になる。

そして勘違い雇われ社長が生まれ、次々にダメな会社が現れる。

世界的な状況不安と不況に見舞われる可能性が高いこの時期、
また、たとえ大不況はなくても大きな波にのっかる小舟のような状況が続く中で、
遅かれ早かれ、ダメな経営陣の会社はダメになる。
人事決定の恐怖でちじこまっていても、
良い事などなにも無い。
解雇が先か、会社が傾くのが先か、数年の違いがあるかどうか・・・


有限能力の会社人に出来る防衛は

会社の規模やイメージに惑わされす、
凄い社長がいる会社を見つけ出せる嗅覚を発達させる事。

節約を心がける。
自分と家族が生きて行くのに必要な額は本当は余り大きくはないのだから。

そして負債を作らない事。
負債は人を必要以上に弱くさせる。

xxx


2016年3月1日火曜日

Silicon Valley不動産はぶりんぶりん

全検索で億円以外の家がない・・・


Silicon Valleyのど真ん中。
3年の日本生活の前にgoogleがある町に住んでいた時に思った事。

1400ドル(14万円相当。面倒なので以下全部1ドル100円で換算)のone bedroomのアパートに住みながら、
不動産の購入を検討した事があるけれど、
あまりの不動産の高さにゆえに、
購入する利点を全く見出せずに、
そこを離れてしまった。

日本に滞在中に何度か訪れるたびに、
なんて良いところなんだと思ったのだけれど、
その値段を出して住みたい町とは思えなかった。

当時はアパートと比べると家を購入する場合は月々1000ドルから1500ドルぐらいは多くかかった。
固定資産税がかかるともうちょっとかかった。
一年で12000ドル。
6年で、72000ドル。

今だから少々高くても住みたくない町でも何か買っておけば良かったと思えるが
先行き不透明な状況では確実な72000をフイには出来ない。

さて、
今。

この付近の不動産は値段がハンパない事になっている。
更にだ。



確かに2011年までに不動産を購入した人はものすごい上昇ですが、
まず、誰がどうやって7500万の家をポンと買えるのか?
普通は無理です。
審査が通りません。
が、最近はゆるゆるだから通るのかな?
(覚えてないよね、subprime loanの問題・・・)

年収1000万円だと、1200万円の頭金で、購入出来る不動産額上限は6000万円。
月々の返済は30万円。

1.4milの不動産は3,500万円の頭金で年収は2000万円。
月々返済は60万円相当。

この額一番安いぐらいです。

どういう事???
mountain viewの収入中間値は1000万円
隣のPalo Altoは1200万円
sunnyvaleは1000万弱

2015年のデータですが。

誰が不動産買ってるの?

まぁ、ここまでくるとサラリーで買うもんじゃないみたいです。
すでにassets、資産がある人々が買うものらしい。

状況が不安定な国々の人が買うのであれば、
理解できる価格。

世界のお金持ちが
この安全で、職に差別がほとんどなく、多人種が住んでいて、気候も良いSilicon Valleyに
集まってくるのも理にかなったこと。

そして物件が不足しているから
更に値が上がる。

でも、それは一部の地域(Palo Alto, Los Altos, Los Altos Hills, Menlo Park, Atherton, Woodsideぐらい)において言える。

さてその他の地域はサラリーほとんどつぎ込んで家が欲しい鴨がネギを背負らずに値を上げてるが・・・

そして値が上がり続けると思いこんでいる。

これは危ない。

下がらないかもしれないが上がらない。
月々の返済額が大きすぎるので、
何かあったらすぐ支払い不能になってしまう。

それに、上記の地域以外は不動産開発がすごい。
制限がない。
増えれば需要が下がる。
不景気が来た時生き残れるの?

それはそれぞれが購入前に考えるべき重要な問題。

どんな時も世界の富める人々と自分を一緒にしてはいけない。

xxx