2016年3月1日火曜日

Silicon Valley不動産はぶりんぶりん

全検索で億円以外の家がない・・・


Silicon Valleyのど真ん中。
3年の日本生活の前にgoogleがある町に住んでいた時に思った事。

1400ドル(14万円相当。面倒なので以下全部1ドル100円で換算)のone bedroomのアパートに住みながら、
不動産の購入を検討した事があるけれど、
あまりの不動産の高さにゆえに、
購入する利点を全く見出せずに、
そこを離れてしまった。

日本に滞在中に何度か訪れるたびに、
なんて良いところなんだと思ったのだけれど、
その値段を出して住みたい町とは思えなかった。

当時はアパートと比べると家を購入する場合は月々1000ドルから1500ドルぐらいは多くかかった。
固定資産税がかかるともうちょっとかかった。
一年で12000ドル。
6年で、72000ドル。

今だから少々高くても住みたくない町でも何か買っておけば良かったと思えるが
先行き不透明な状況では確実な72000をフイには出来ない。

さて、
今。

この付近の不動産は値段がハンパない事になっている。
更にだ。



確かに2011年までに不動産を購入した人はものすごい上昇ですが、
まず、誰がどうやって7500万の家をポンと買えるのか?
普通は無理です。
審査が通りません。
が、最近はゆるゆるだから通るのかな?
(覚えてないよね、subprime loanの問題・・・)

年収1000万円だと、1200万円の頭金で、購入出来る不動産額上限は6000万円。
月々の返済は30万円。

1.4milの不動産は3,500万円の頭金で年収は2000万円。
月々返済は60万円相当。

この額一番安いぐらいです。

どういう事???
mountain viewの収入中間値は1000万円
隣のPalo Altoは1200万円
sunnyvaleは1000万弱

2015年のデータですが。

誰が不動産買ってるの?

まぁ、ここまでくるとサラリーで買うもんじゃないみたいです。
すでにassets、資産がある人々が買うものらしい。

状況が不安定な国々の人が買うのであれば、
理解できる価格。

世界のお金持ちが
この安全で、職に差別がほとんどなく、多人種が住んでいて、気候も良いSilicon Valleyに
集まってくるのも理にかなったこと。

そして物件が不足しているから
更に値が上がる。

でも、それは一部の地域(Palo Alto, Los Altos, Los Altos Hills, Menlo Park, Atherton, Woodsideぐらい)において言える。

さてその他の地域はサラリーほとんどつぎ込んで家が欲しい鴨がネギを背負らずに値を上げてるが・・・

そして値が上がり続けると思いこんでいる。

これは危ない。

下がらないかもしれないが上がらない。
月々の返済額が大きすぎるので、
何かあったらすぐ支払い不能になってしまう。

それに、上記の地域以外は不動産開発がすごい。
制限がない。
増えれば需要が下がる。
不景気が来た時生き残れるの?

それはそれぞれが購入前に考えるべき重要な問題。

どんな時も世界の富める人々と自分を一緒にしてはいけない。

xxx



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