なぜか内訳を詳しく話してくれるので、そういう状況だということを知ることが出来たのだけれど、あまり他人の家庭の状況は知りえないのでありがたく聞かせて頂きました。
前々から、シリコンバレー付近は高いので生活していくのが大変とは言っていたが、毎年そんなにもお足が出てしまうほどだとは思っていなかった。
私がMountain Viewに住んでいたのは4年以上前で、その時までは、アパートの家賃は1ベッドルームで1400ドルと働いている人たちにとって決して高くはなかったのです。
しかし、今では同じ部屋は3000ドル弱、それも空きがあればラッキーというほどの住宅難。
当時でも不動産購入価格は高めだったため、mortgage(住宅ローン返済額)と比べれば賃貸住宅の方が良かったのですが、今は賃貸でも、誰が住めるの?価格で住宅購入にいたっては夢のまた夢となってしまったSilicon Valley周辺で普通に生活していくのは本当に大変なことになってしまっているようです。
そうはいっても、たくさんの人がSilicon Valley周辺に住み続けているのですから、いったいどうやって?と帳尻合わせることができるのかと思っていたら、東洋経済でこんな記事が。
節約だけでは、おカネは絶対に増やせない
ふむふむ。
節約は悪いことではないが、電気をこまめに消したり、お風呂の湯の再利用には、私、頑張って節約してるの!という自己満足が得られるだけで、お金は貯まらないそうで、
じゃあ、どうすればいいかというと
具体的にどうすれば無駄をなくせるかということですが、私は人生における最大の無駄は「保険の入り過ぎ」と「不必要なローンの利用」だと思います。
おお〜
私のその友達もしましたよ、リファイナンス。
住宅ローン金利が4.88%から4%に下がったので、ちょっとは楽になった、これで、年間の赤字が50万円になると・・・
同時にクレジットカードの残金も住宅担保ローンへ移行したみたい。
それでも2350ドルのmortgage、667ドルの固定資産税、205ドルの管理費、合計で月3222ドルもの住宅関連出費。(収入の40%ほどだそうで、年収にするとSilicon Valleyでは平均的ということになるかしら)
相談にのってもらっているファイナンシャルアドバイザーによると、主な収入源である夫の支出はもう見直すところがほとんどない。お昼代節約でもうちょっと頑張っても月7000円浮くかどうか。
住宅関連支出が篦棒なSilicon Valley付近で生活費をやりくりするのは本当に大変です。
が、クレジットカードの利用でごまかしているのにも限度があります。
いつもとても気持ち良く消費している奥さんは全く聞く耳持たず。
聞かない理由はおそらく、私には無駄な消費は無い!ってところなんでしょう。
確かに、彼女の消費は子供のもの、食費、交際費、といった一見必要そうなものばかり。
クレジットカードの残高が300万円(相当)になっても、spending habits(消費傾向)は全く変わりません。
おそらく、東洋経済の大江さんのアドバイスが当てはまるのは
すでに意識的、無意識的に節約を行っている家庭なのでしょう。
もうひとつの保険の入りすぎってのが気になるところ。
彼らは余分なお金があったら生命保険や介護保険などに入りたいと言っている・・・
が、今はそんな余裕がないから入っていないみたい。
なのでカットしようがないですね。
それでは、私の知人はどうしたらいい?
Nikkei Style 月収90万円なのに・・・ふるさと納税できない家計事情
ああ、こんな感じ。
教育費がたっぷり。
子供はお小遣い制じゃなくお母さんの都合でおもちゃたくさん、おやつたくさん。
夫婦揃って見直さなければ、と思った時には
立て直せるのかもしれない。
しかし、今奥さんの方に危機感は全くないので、状況はあまり良くない。
が、夫婦のんびり困った困ったでやっていくようなので
私は引き続き近くからドキドキしながら見守ることにしましょう
xxx