紀伊国屋も春樹さんも好きだったのにこの買い占めで
もういいかな、
と思ってしまいました。
ネット書店への対抗策として紀伊国屋が春樹氏の新刊 「職業としての小説家」 の初版10万部のうち9万部を買い占めるという、『注目の新刊書をリアル書店に広く行きわたらせ、国内の書店が一丸となって販売するという新しいスキーム』を採用したみたいですが
リアル書店が後退していっている理由をネット書店の所為にするのはいかがなものでしょうか?
都市部にお住いの方々はリアル書店でもネット書店でもどちらでも良いでしょう。
多くの場合はリアル書店の方が内容を確認して購入出来るし、欲しかった時に手に入るので使い勝手はネット書店に比べ格段に良いのではないでしょうか。
でも田舎ではそうはいかないのです。
ネット書店の発達のおかげで沢山の本に出会え購入出来るようになったのです。
中身を確認出来ないまま買わなければならないという不便さはありますが、話題の本やあまり有名ではない好きな作家さんの新書などを都市の人々と同時期に購入入手出来るようになったという事がどれ程素晴らしい事か。
それを提供してくれたネット書店というのは都市部と田舎の本における格差を無くしてくれた今時の優れものだと思うので、それに対しての春樹氏の行動はちょっと以外でした。
田舎って本屋さんも図書館も小さくて本を読む人もあまりいないので貸借りも無く兎に角本に飢えるのです。
(今はじゃなくて昔はもっとこの傾向が強かったです。)
田舎住まいだった子供の頃県庁所在地の本屋さんに連れていってもらうのが楽しみだったのを覚えています。
中学生になって新宿の紀伊国屋に行くと大興奮で何冊も買い込んだりしました。
今でも書店は大好きです。
でも本は買わなくなりました。
自分の生活スタイルや歳のせいもあると思いますが所有したい内容の本も最近無いように思います。
図書館で十分
それとやはりネットの普及が本を読まなくなった理由じゃないかな。
時間が増えたわけじゃないから、限りある時間に面白くそして無料で読める記事が沢山あるから本は買わなくなる。
まぁネットも接続してる費用がかかっているから無料でも無いですが。
ネット貸し本屋さんや映画みたく月極読み放題みたいのが良いと思うけどどうなんでしょうね。
リアル書店が無くなったら寂しい。
でも、amazonが無くなったら困る。
xxx
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