2015年10月21日水曜日

メープルシロップのグレード

私が最初に精製度を気にするようになったのはdetoxの為に絶食をする時に摂る水分はグレードBのメイプルシロップを水で薄めたものが良いと聞いてからです。

Stanley Burroughs, the author of The Master Cleanse,による。

精製度が低い為含まれるミネラルが豊富で絶食時にも必要最低限の摂取が効率よく出来るということでした。

ですが、これが事実ではないという事を今日知りました。

そしてグレードBの精製度が低いと思っていたのは私だけではなかったようです。

サトウキビからの白糖への精製とは違うって事ですね、ようは。

ケベックのメープルシロップのサイトのような曖昧な説明が人々を混乱させている?

There are different maple syrup grades, just as there are different types of sugar.」

砂糖は種類によって精製度が違うのでこう書かれるとメープルシロップのグレードも精製度の違いのように理解されてしまいます。

http://www.purecanadamaple.com/pure-maple-syrup/grade-a-maple-syrup

世界中で出回ってるメープルシロップはヴァーモント州とその周辺で作られるようですが、その殆どが2015年をもって新しいラベル表示方法に切り替える事にしたようです。

GradeBの方が体に良いという神話に対抗?しての策のようです。

GradeAでもBでも精製過程は全く同じだったそうです。

違いは色。
その色の違いが出る理由は木から樹液を摂りだした時期が違うだけ。

雪解けが始まって直ぐのものは色が淡くジンジャーエール色で味も軽く仄かな自然のバニラ味がありとても美味しいらしい。
パンケーキやワッフル、アイスクリームやフルーツとの相性が良いようです。

次に取れたのがもうちょっと色濃い一般的にメープルシロップだと言われているもの近いもの。
味もメープルシロップの味がするらしい。笑

その次が気温がだいぶ高くなってから採った樹液で出来たもの。
だいぶメープルシロップの味が濃くなりヨーグルトやオートミールに良く合う。
Bakingに使うのはこのamber色のが良いみたい。

最後は蕾が出る直前に採取したもの。
GradeBと言われたもの。
モラッセス色。料理に合う。

それらが新しくGradeAに統一され


このようになりました。

どの色がより良いという事は無く、どの味が自分が好きか、どの料理に合うか好みの問題のようです。

http://www.forbes.com/sites/larryolmsted/2014/04/02/goodbye-fancy-so-long-grade-b-making-sense-of-maple-syrup/

http://deepmountainmaple.com/maple-facts-and-fictions

精製方法は全く一緒という事はよくわかりましたが、色の違いだけといういう事もないのではと思います。

時期が違う、という事はやはり入っている成分が微妙に違うという事だと思うのです。

まぁ細やかな成分の違いがあるとは思いますがその調査は科学者に任せるとして、やはり何色(いつの採取)が何に良いのかは知りたい。

ブルガリアで採取されるダマクロスローズの摘み取りが朝のうちに済ませる事で最高の効果が得られるというような。

工程の問題では無く、木が持っている自然の力の話です。


Edit info. Pic. added on 11.6.2015
xxx

0 件のコメント:

コメントを投稿