2015年10月20日火曜日

運転中におまわりさんが後ろに居たら

カリフォルニアで運転中に屋根の上の青と赤のライトをサイレン音無しでピカピカ光らせたパトロールカーが背後に居たら安全な場所に停車しないといけません。

気が付かずにそのまま走行するとスピーカーで怒られます。

通常はスピード違反やストップサインの無視などの違反行為をした時に違反切符を切る為に止められます。

この時、ヨーロッパの国々では車から出て待つらしいですが、カリフォルニアでは車から出てはいけません。

止められた時にどうしたら良いのか細かくハンドブックに指示されています。

  • 右のブリンカーを出す(事によって停車する意思がある事を知らせる)
  • 右側の路肩に駐車。夜間は、街灯の下、レストランやサービスエリアなど可能な限り明るいところに駐車する
  • 携帯電話の通話を終了し、ラジオを止める
  • 指示があるまで車の中に留まる
  • 中が見えにくい窓は開けておく
  • 運転手だけではなく全員の手を見えるようにしておく
California Handbook 2015 Pg.75-76.

免許証や登録証明書や保険証の提示を求められた時もゆっくり動いて取り出すように。

その間おまわりさん(Officerと呼ばれる)は自分の銃にずっと手を掛けています。

銃を持つことを憲法で認められた国ではOfficer達は常に攻撃される事を念頭に行動しているので、誤解を招かないように行動する事を忘れないようにしてこちらも自分の身を守らなければなりません。

握手の習慣が重要なのもこれと同じです。

こちらに攻撃する意図が無い事を示すのが重要です。

銃を持つ文化が生んだ習慣ですので心して守る事が身の安全につながります。

違反を取り締まるOfficer達が置かれている状況、捕まるという状況にパニックになり、いつ誰が攻撃してくるか全くわからない恐怖を理解する事で自分が取るべき行動が決まると思います。

こんなに怖い国なのにofficer達は通常一人で行動しています。
ひどいと応援を要請するようです。

逆に、明るい場所に停車する事で最近よく耳にする無抵抗の人へのpolice officeからの攻撃のチャンスを少しでも減らすという配慮も大切だと思います。

ちなみにサイレン音とともに後ろから来たらすぐさま道を譲らないといけません。

おまけ。
California Highway Patrol (CHP)はカリフォルニア州の管轄で主に高速道路や州のハイウェイを取り締まっています。
County Sheriffは郡の管轄で
Policeは市の管轄となります。

全部が交通違反の取り締まりをする事が出来ます。

xxx

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