4時に目が覚める。
エタル野外博物館に行けるかどうか又調べてみたが、矢張り難しそうだ。
今朝ローズピッキングやめて行くのなら大丈夫そうなのだが相棒に
バラ祭りのためにブルガリアに決めたのではなかったか?
と、Remindされた…
そうだったね…
日曜日のバラ摘みにすればいいのだが…
混んでるのも嫌だし…
一度行って実際に見てしまえば、満足して終わりな場合とまた来たくなる場合があるがバラ祭りは前者でシプカ村は後者。
7時のシプカ発カザンラク行きのバスに乗る。
同じホテルのアジア人ご夫婦も一緒のバス。
昨夜見かけてから日本人のような違うような。
中国人かな、と思っていたらガイドブックがハングル文字でしたので韓国人のよう。
⬇︎待っている間に日の出。
終点カザンラクのバスターミナルまで行きそこから8:20の発の14番のバスでRezhenaの村のバラ摘み会場?へ行きます。
時間があるのでまずバスの切符売り場でガブロヴァ行きのバスの日曜日の時刻を聞いてみたら、それはすごく早く教えてくれた。記憶してた…すごい。プロだ。
やはり平日に比べると本数が少ない。
戻りについて確認すると、それは向こうで聞かないと、とインフォメーションのおばちゃまと同じ答えを頂いた。
バスは帰りもお客さん拾ってくるだろうと思うのだが。
まさか行くだけ行って帰りは手ぶらじゃないと思うが、どうもバスは鉄砲玉のよう。
実際は戻って来るから違うんだけど…
向こう出発はともかくここへの到着時間さえあればなんとかなりそうだが彼女の仕事では確かに無いのだからしょうがない。
ソフィアのセントラルバスステーションには到着時間が書いてある。
飛行機みたいだけど誰が利用するんだろう?って思っていたが、あれの使い道を今知った。
ここで又、ローズ飛ばしてエタル野外博物館に行こうかと悩む。
期待が大きくなり過ぎて、そんなに頑張って行って、行ったらがっかりだったなんてのもよくある話よ
と、また相棒に戒められ…
諦めて
朝ごはんを食べます。
チーズとオリーブペイストとクラッカー
韓国人ご夫婦も同じ所に行くみたい。
出発時間が近づいたら、ブルガリア人ファミリーが来た。
そしてなんと、昨日インフォメーションで車での行き方を聞いていた4人組が現れた。
車は?
何があったんだ?
バスターミナルにはバスの運転手さん達が記録を付けてもらう窓口が、切符売り場とは別に外にあるのですがそこで
バラ祭りに行くにはどのバスだ
と車で行くはずだったおじちゃんが聞くと、運転手さん達は皆、カザンラク市内の広場を指す。
あはは…
ブルガリアファミリーは英語を話すのでこのバスだって教えてあげてた。
バスが来た。
他ちらほら地元の利用者。
1.9лв
途中、観光バスが一台路駐されていてそこでもバラ祭りしてる。
こういうプライベートなバラ祭りを日本の団体旅行会社が企画してそれが何故か有名になったんだろうな。
地元の人を一人下ろすためにバスが止まったがバス停ではない。
みんな一瞬ここ?
って思ったけど違った。
この時点でバス対向車来て少し止まる。
8:53到着
このバス路線の終点がRazhena
一時間毎って言ってたから9:50、10:50だな、帰りのバスは。
ブルガリアファミリーはそれを降りる時に聞いていたんだな…
さて、降りてびっくり。
ローズピッキング会場は何処ですか?
町の人にブルガリアファミリーがきいても誰も知らない。
おーい。
先に進めと指さされた方向は、バラ畑ならあっちじゃないか?
的なもの。
ブルガリアファミリー
韓国人ご夫婦
リタイアご夫婦車はどうしたの4人組
私たち。
とぼとぼ歩き出す。
9時にはプログラムが始まって…10時には終わる。
って、昨日のインフォメーションの人は言ってたが…
村を抜け、畑部分に出た。
とびとび行くと遥か彼方に大型BUSが駐車されてる。
徒歩18分。
路駐されているのはBUSだけじゃなく車もたくさん。
警備員さんもいて交通整理。
狭い道に路駐するからどうしても一通になる。
⬇︎収穫された薔薇
すっごくいい香りが漂う。
9:10ぐらいについてこれだけあったんだから、観光客が来る前にちゃんと仕事したんだね。
ここは公式な会場だったから日本人はほとんどいなくて、ブルガリア人が多かった。夏休み始まってるからかヨーロッパからの人も結構いた。
が、イベントの規模と来客数のバランスが…
民族衣装でお出迎え、踊り、薔薇摘み風景を披露してもらい、そしてパン
みたい。
何やってるのかさえわからない…
覗きに行こうという意志さえない。
バラ摘みのイベント自体は正直どうにかした方が良い。
ちょっと変えれば良くなると思う。兎に角、大型バス一台用の接客じゃダメだ。
が、薔薇を運び出すのと畑を観れたのは良かった。
ジャーマンカモマイルがバラの下に沢山、雑草のよう。
バス停に向かって歩き出す。
9:50ので帰ろう。
しかし、何故かこの時時間の感覚がなくなり、やたらのんびりと写真を撮りながら歩く。
横を車で来るはず4人組が歩いてく。
気が付けばもうすぐバスの時間?
ダッシュ!
走った、走った。
テッサロニキ以来です、こんなに走ったの。笑
BUSが見えた。
ありゃありゃ。
無理か…
でも、走り続けたのが良かったのか、待っていてくれたみたい。
見送りに来てた人が停めててくれたのか、バスの運転手さんが優しいのか、両方か、兎に角乗せてもらえた。
時計を見たら9:52になろうというところ。
ありがとう。
途中でやっていたプライベートのバラ祭り、日本の某旅行会社の企画でしたが、そこの前が無秩序な状況になっていた。
道から見えるから車で来た人が我もと駐車し道幅狭まり警備員なぞやとってないから大混乱。
観光バスが狭い道に路駐って、どうよ???
迷惑。
プライベートという名の傍若無人。
薔薇を摘む祭りはしょぼかったけど、バスからの風景は面白かった。
山の上に立つとてつもない大きさの風力発電も見えた。
カザンラクの広場に戻ってきたらチアリーダー発表会をしてる。
が、人数的にステージでは無理なよう。
なので、ステージの前でしてる。
パフォーマーは子供たち…
大人に囲まれてる。
よって、見えない…
ステージの裏から子供達が覗いてる。
何を覗いてるのかと思ったら、そこからパフォーマンスが良く見える。
しばらく一緒に見る。
かわいい。
ああ、疲れた。
無事に市内に戻り、カフェで一休み。
エスプレッソとアイスコーヒーで
2.4лв
確かに安いわ。
(むふ。ブルガリアカフェ初体験)
⬇︎世界遺産のトラキア人の墓のオリジナルは檻の中。
相棒は
なんだ、なんだ?
何か閉じ込めてあるんだぁ〜???
ガイドブックによると入れてもらえるような事も書いてあるがどうなんでしょう?
世界遺産だから見なければっていうのはもうかなり前から私達の旅の目的から消滅している。
なので、最初からここには入るつもりが無かったから詳細は聞かなかったが…
入れるのかしら?
オリジナルは大切に保管し専門家が調べればいいと私は思う。
レプリカもあるようだ。
それも見なかった。
いつかナショナル・ジオグラフィックかテレビの世界遺産で見れればいい。
カザンラク・クラタ民族博物館。
門をくぐると直ぐそこに薔薇の蒸留水が薪をたいて作られている。
薔薇の香りと煙が混ざって不思議な香り。
⬇︎入場料3лвにローズジャムとバラのお酒が付いてくる。
ローズジャムは甘い。
お腹が空いたので、ランチを食べにセヴトポリス広場に戻る。
レストラン無い?
ゲン・スコベレフ通りをちょこっと行くとあった。
外の席はいっぱいだったけど中は空いてた。
涼しくていい。
タバコ吸われなくていい。
ここはブルガリアぽくて良かった。
チキンレバーと豚耳。
でも忙しすぎたのか、ウェイターさんもウェイトレスさんもみんな喧嘩調でした。
私たちは無害だったのですが、仕舞いにはお客さんとも言い合いになっていた。
13.80лв
14:00に広場でInternational Folklore Festivalなるものがあるようなので行ってみたらなぁ〜んにも無い。
ええええ?
インフォメーションに聞いたら
あ、時間変更になって16:00からって。
本当に変更になったのか?
ただのタイポなのか?
何れにせよ変更。
イスクラ歴史博物館へ。
4лв
涼しくて気持ちいい。
今朝走ったので疲れた。
日陰のベンチでスナックタイム。
グレープフルーツジュース1Lを買う。
飲む。
こういう時にサーモスの携帯ポットは役に立つ。
ブルガリアでラッパ飲みはちょっと恥ずかしい。
ビールのラッパはよく見かけるが。
日陰でInternational Folklore Festivaを楽しみ、17:00から始まるブルガリアのパンイベント会場、ローズ公園に行くと
⬇︎砂埃舞う大改装中公園がある。
パンとかそういう次元じゃない。
全改装中
うぎゃぁ〜ん
どこ?
今度は何が???
又インフォメーションに戻り聞く。
と、イスクラ歴史博物館の脇だという。
さっき博物館から出て来る時に何か準備してる気配があったがそれのことか。
この体育館裏で行われる。
パン?
何処にも見えない。
あ、人影の向こうに。
ブルガリア伝統音楽の発表最中。
パンの写真を撮りに潜り込むのは許されそう。
と、判断したので潜った。
間一髪。
沢山写真が撮れた。
そして、パンの試食開始。
戦い。
相棒は上に座って居たのに可愛い女の子が人垣をぬってまで届けに来てくれたらしい。
私が、戦いに巻き込まれていたのに…
このようなイベントでは普通一かけくれるよね?
ここは違う。
4種類ぐらいどばっ!とくれる。
そしてここは観光客より地元民の方が多い。みんながっつりもらって行く。
ブルガリア人の食に対する情熱が全くわからない。
食事時に食事しないっていうか執着なさそうなのに、パンをもらう時は凄い。
確かパン屋の前とカフェには常に人だかり。
ブルガリア人はパンが好きなの?
観察結果
アジア人は食べることが好き。
ブルガリア人はパンが好き。
⬇︎私はそれよりこのご飯入りのが食べたかった。見たことなかったから。
おにぎりじゃないけど、塩じゃけを間に挟んで焼いたら合いそうな味。
ふ〜
シプカ村に帰るには、今日は土曜日なので7時のバスか8:40のバスしかない。
19:00からFolkloreコンサートなるものがあるが終バスは混みそうだし時間も遅い。
なので、19:00のバスで帰ることに。
バスターミナルに向かう途中にある、スーパーマーケットで夕食用のスナックを買う。
お水、サラミ、アイラン、クラッカー
9.28лв
色々なヨーグルト。
やはり内部の方がアイランも好きだし、ヨーグルト好きが多そうだ。
バスの中で雲行きが怪しくなる。
1.8лв
昨日と違うのは寒さが無い。
ホテルに戻り、シャワーを浴び終えたら降り出した。
雷が凄い。
窓際に椅子を運んで雷観賞。
22:00まで見て眠りにつく。
カザンラクのローズフェスティバルに翻弄されまくったが、とっても楽しかった。
ブルガリア人は私からすれば要領があまり良くないように思えて、おーい、の連発ですが、決して悪意が無いのが素敵なところ。
聞けば真剣に説明してくれる。
よく耳にする、元共産圏の怠惰さや適当さは私には感じられない。
接客のスタイルが違うだけなのかな。
万歩計の電池がなくなったので歩行距離不明。
使用額
52.48лв
36.45㌦
3735円
お宿代70.20лв
48.90㌦
5010円
xxx
0 件のコメント:
コメントを投稿